「北の動向を常に注視」国際部デスクの1年

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日テレNEWS24

日本テレビ国際部の長谷川次郎デスク。入社後、報道カメラマンとして阪神大震災や地下鉄サリン事件などを撮影。その後、記者に転じ、中国総局長として尖閣国有化に伴う反日デモや、習近平政権の誕生など取材した。現在はデスクとして取材の指揮に当たり、特にアジアの動向を注視している。
――国際ニュースですと、やはり今年は北朝鮮情勢に大きな注目が集まりましたよね。
そうですね、私は今海外のニュースを担当しているんですが、やはり北朝鮮をめぐる動きが最大のテーマでした。核実験やミサイル発射、挑発行為を続ける北朝鮮の動きというのを国際部としては、24時間、早朝から深夜まで緊張感をもって追いかけ続けた、そんな1年でした。
その一方で、明るい話題として私が気になっているのは、上野の赤ちゃんパンダ「シャンシャン」のニュースなんです。19日に一般公開されてフィーバーがありましたけど、私は中国に6年前にいたときに、このシャンシャンのお父さんとお母さんがふるさとの四川省から日本に向けて、移動する模様というのを密着取材したんですね。
約30時間かけてパトカーに先導されてのすごく物々しい移動だったんですけれども、やっぱり印象に残っていたのは、ずっとパンダに付き添っていた中国人のスタッフ、飼育員の姿なんですね。本当にパンダに体調に変化がないかどうか、一生懸命ケアして、心を込めて世話をしていた、その姿がすごく印象に残っています。
――それがあってシャンシャンの誕生がある。そしてそれを見届けてきた長谷川さんにも特別な思いがあると。
癒やされると同時にですね、シャンシャンがすくすくと育ってますけど、日本だけじゃなくて、中国でも喜びが広がっているんじゃないかなと思います。