中国人観光客へ 「魅力は日本中にある」

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世の中で議論を呼んでいる話題について意見を聞く「opinions」。今回の話題は「中国人が行きたい国 日本が首位に」。原宿が生み出す音楽やファッションなどのカルチャーを、国内外に発信するアソビシステム社長・中川悠介氏の意見は。
ジェトロ=日本貿易振興機構が行った中国人の消費に関する意識調査で、「今後、行きたい国」の1位に初めて日本が選ばれた。2013年の調査開始以来、初めてで、日本に来る目的としては「娯楽施設で遊ぶ」「食事」「買い物」が上位に並んだ。ネット上ではこんな声があがった。
「本当に観光しに来ている人が増えてる印象」
「リピーターが出てくればラッキーとは思う」
「ホテルは高騰するし、どこも外国人だらけ」
――中川さんに、この話題についてのご意見をフリップに書いていただきました。お願いします。
すいません。字が汚いんですけど…。「ハワイ」。日本では毎年ハワイに行きたいと思う人が多いじゃないですか。それと一緒で、いま日本に来てもらっている中国人って、初めての方がすごく多いと思うんですよね。
そこで日本のことをよく知ってもらって、日本って四季もありますし、日本人が思っている以上に日本全国に楽しめる場所がたくさんあると思うので、それに対して毎年リピーターになってもらえればいいなと思っています。
――そのキーとしては、リピーターをいかに確保するか。
そうですね。2回目、3回目と、どれだけ日本に来てもらえるかが大切なんじゃないかなと思っています。
――そのためにはどうしたらいいんでしょう。
僕もいま色々インバウンドの事をやらせてもらっているんですけども、日本がやることすべてが外国人は面白かったりとか、楽しみたいことってまだまだ眠っていると思っていて。あまり意識し過ぎちゃうとそれに偏っちゃうと思うんですよね。だから、日本中どこでもいいと思いますし、施設にかかわらず色んな場所に色んなチャンスがあるんじゃないかなと思っています。
原宿にも例えば、中国人だけが集まるカフェがあって。SNSに強い中国の方がそこに1回行って、そのお店をアップしたらそこに中国人の方が集まって来るようになってきていて。そういうかたちでSNSを使って、どこでもチャンスがあるのかなと思ってます。
――SNS時代だと都市部も地方も関係なく、発信力が武器になる。
居酒屋とかもそうですし、インバウンドが目指しているものじゃない事も含めて、いま全部がチャンスだと思います。
――チャンスはいっぱい散らばっているということですね。