“金融”経験で発見 育児環境のリスクとは

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日テレNEWS24

自身の経験から“ワンオペ育児”など窮屈な育児環境を改善しようと、2013年に会社を立ち上げ、子育て中の親向けサービスを展開している山下真実氏。
レストランやエステ、習い事教室など人気のお店と提携し、すぐそばの空きスペースで子どもを預かる託児付きサービスを利用してもらうことで、前向きに子育てに取り組める環境の実現を目指す。
――元々このサービスを始めたきっかけは何だったんでしょうか?
私自身、1歳と6歳の子どもがいて、2児の母なんです。この事業は子育て支援事業になるんですが、元々、投資銀行だったりとか金融系のコンサルタントを長くやっておりまして、リスク管理が専門だったんですね。
その経験から子育ての今の環境をとらえてみると、すごくリスクが高い環境だなと感じたことがきっかけで、事業を起こすに至りました。
――リスクというのは。
具体的には、私自身もそうですが、子育てをしていると自分の時間が本当にないので、知らない間に心の余裕がなくなってしまって、知らず知らずのうちに、しわ寄せが子どもに向かってしまうということが多々あるんですよね。
なので、それを回避するために、自分の時間を持ってもらおうということで、人気店と提携して理想的な“ママのための子育てに向き合えるような時間”というものを提供しようということでやっております。
――この、“ここるく”という会社名ですが、由来は何でしょうか。
心が軽く、明るく、丸くなって欲しいという意味が込められていて、その時間が子育てに好循環を生んでくれると我々は考えています。
――何のリスクも感じないストレスフリーな子育てというのが本当に理想ですね。