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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 「袋井クラウンメロンマラソン」「ホノルルマラソン」。2つのマラソン大会の検索が伸びる12月11日。そこで、今回は専門家にマラソンの正しい走り方を教わった。
足を痛めない走り方とは…
ランニングデザイナー・近藤裕彰さん「腰で走りましょうとみなさんにお伝えしています」
“マラソンは腰で走る”その走法とは、腰を前に出そうと意識して走ることで、体の軸が地面と垂直になり、足を自然に前に出すことができるのだ。
初心者に多い“足で走る走法”と比べてみると地面に着地する時に、足で走る方は膝が曲がっている。これが膝への負担となり故障の原因になるのだ。
腰で走るためには練習が必要だ。その内容とは…
近藤さん「ジャンル別にわけるとしたらおおよそ3つで、柔軟性を高める運動、足の着き方の練習、足の上げ方の練習」
まずは柔軟運動。走るために足首や膝の柔軟は欠かせないが、腰で走る走法を身に付けるためには全身を使う。そのため柔軟運動は下半身だけではなく上半身も必要。全身の柔軟性を高めることが重要だ。
着地方法の練習は、縄跳び。腰も膝も曲がっているのが悪い例。腰から足までが一直線になるように跳ぶことを心がけることで正しい着地が身に付く。
足の上げ方の練習は繰り返し歩くこと。腰を前に出すことを意識し、一定の間隔になるよう足をあげ、自然と足が前に進むように心がける。
しなやかな体、膝を曲げない着地、腰を使った足に負担のない正しい歩き方。この3つをマスターすれば足を痛めない“腰で走る”走法が身につくのだ。