世の中から“関係ない”をなくす取り組みとは

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日テレNEWS24

NPOなど、社会課題解決に取り組む組織の映像や音楽などの企画・制作を手がけているWORLD FESTIVAL代表の近藤祐希氏。
近藤氏は、エンターテインメントを通じ、貧困や差別、紛争などが生まれない社会を作ることを目指している。また、発展途上国の子供が、世界と身近になり可能性を広げるお祭りなども行っている。
――近藤さん、様々な映像を制作されているということですが、どういったものを作られているんですか?
そもそも、僕たちは世の中から“関係ない”をなくせということをミッションにしています。
どういうことかというと、行ったことのない国や、知らない文化や宗教のことに関心がないと、怖いと思ってしまったり、僕には関係ないとなってしまいます。そういう意識自体が色々な社会課題の根源になっているんじゃないかと考えています。そこをなんとか払拭できないかと。
そのときはやはり、複雑なことが多いのでエンターテインメント、映像とか音楽とかそういう魅力的だったり、きれいだなとか、この曲いいなあとか、そういう純粋な気持ちでつなげられるきっかけを作りたいなあと思ってこういうことやっています。
映像的には現地にある実際の生活や日常のストーリー、人のストーリーを通して魅力とか可能性とかを伝えながら、でも背景にはこんな問題もあってそれは“関係ある”ことなんだと。ひとつの映画を見てもらうようなかたちで感じてもらいたいなと思っています。