「音で聞く本」 オトバンク設立のきっかけ

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日テレNEWS24

オトバンクの代表取締役社長・久保田裕也氏は、小説などの書籍を音声化したオーディオブックの製作・配信サービスを運営。ユーザー数は現在29万人で、通勤中やランニング中などに“ながら聞き”で本を楽しむことができるほか、目が不自由な人などにも、様々な作品を“音声”で届けている。会社を設立するに至ったきっかけを聞いた。
――久保田さん、オトバンクという会社ができたきっかけは何だったんですか?
元々は視覚障害者向けの“対面朗読”のNPOを作るというところから始まったんですけれども、色々と調べていくうちに、海外では音楽以外の音声コンテンツの市場がけっこう広くあったんですが、日本では全然ないということが分かりました。
だったら、まずは市場を作って大きくしてから、障害のある方にも、好きで聞きたいものを提供できるんじゃないかということで株式会社化しました。