「女性のリモートワークを当たり前に」

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日テレNEWS24

 アシスタント業務の代行サービスを提供する中川祥太氏。中川氏は、オンラインで秘書や経理などの業務を依頼できるサービスを運営。子育て中や地方在住の女性たちを採用し、自宅で働ける環境を創出している。また、依頼した企業側も、人材確保や生産性向上などにつながっているという。
――中川さんはどうして、こういった仕事を始められたんですか?
 前職でBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と呼ばれるような、会社のいろんな業務をアウトソースでいただく会社にいました。この会社でリモートワークというか、在宅で仕事をするような人たちと一緒に仕事をする機会があったんですが、その業界って、まだまだその業務委託や雇用ではなくて、委託の世界が中心になったりするので、実は実力があっても、給料換算すると、時給ベースで100円とかに近いような、非常に厳しい環境というのが今もずっと続いています。
 その中で、その人たち自体は非常に優秀な人もかなり生まれている。もちろん、会社に今まで勤めていたんだけれど、介護とか子育てとかで離脱したような方たち――こういった方々に普通の仕事を提供する機会をつくってしまえば、その人たちは、実力のある方ならば、十分活躍できるだろうということがわかっていたので2014年に、会社を立ち上げました。