話題の“激ムズ”パズル 誕生のワケは

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日テレNEWS24

東京大学が作った“難しすぎる”パズルが話題となっている。きらびやかな丸い球がずらりと並ぶ不思議な模様――実は、岐阜県飛騨市の実験施設“スーパーカミオカンデ”のジグソーパズルだ。その魅力に迫った。
このジグソーパズルは300ピースにもかかわらず、難しすぎることで話題となっている。完成目標を1時間として、さっそく挑戦してみたところ、同じような図柄のピースに最初から大苦戦。スタッフもどんどん加わり、黙々とパズルに取り組む。目標の1時間を超えても全く先が見えず、結局、2時間あまり取り組んだが完成には至らなかった。
なぜこんなに難しいパズルにしたのだろうか。このパズルを考案した、スーパーカミオカンデを運用する東京大学の研究所の職員・福田さんはこう語る。
「これをパズルにしたら、めちゃくちゃ難しいんじゃないかということで作った。今回のグッズの売り上げの一部を、研究環境をよくしようとか、研究所の運営費として使わせていただきたい」
取材した店では、朝から売れに売れて、1日でジグソーパズルとしては異例の80個が完売した。購入できなかった客は「すごく残念です」と話す。このパズルは、クリスマスの頃に再販売する見込みだ。