人間無理せず自然に休む 「海にかえろう」

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日テレNEWS24

世の中で議論を呼んでいる話題について意見を聞く「opinions」。今回の話題は「外食チェーンで元日休業広がる」漁業の新たな発展のため、漁師を増やす担い手事業を行うフィッシャーマンジャパン事務局長・長谷川琢也氏が語る“海にかえろう。”とは―
“ロイヤルホスト”や“大戸屋”、“天丼てんや”など、外食チェーンを中心に元日の営業を休む動きが広がっている。人手不足でアルバイトを確保できないことなどが要因だが、ネット上ではこんな意見があがっていた。
「元日に休むのは当たり前」
「コンビニも休んだほうがいい」
「24時間営業がない“昭和”に戻ればいい」
――長谷川さんに、この話題についてのご意見を書いていただきましたのでお願いします。
「海にかえろう。」
自分が東京生まれで、ずっと東京で育ってきたのですが、震災もあって東北で漁業に関わるようになって、本当に人間ってすごく不自然を塗り重ねてきてしまっているなと思ったんですね。自然とともに生きている漁業とお仕事をさせていただくことで、そういうことをすごく感じるようになりました。
自然…例えば、天気とか気温とかそういうのがありますし、人間も魚も休んだ方がいいと思っています。先ほど「昭和に戻ろう」というお話もありましたけど、無理することなく自然に、体が疲れたら休んだ方がいいし、1年で1日くらい全員が休むという日があってもいいんじゃないかなと個人的には思っています。
――確かに、自然のリズムとは反する生活をしていますね。