視聴回数218,883回
※ 視聴回数は1日1回更新されます。日本に住む外国人の自宅で、家庭料理を学べる料理教室が人気を集めている。人気のワケを取材した。
都内にあるシリア人女性のお宅。4人の会社員が料理を習いにきた。料理教室サービス「Tadaku」では、77もの国と地域の家庭料理教室が選べ、サービス開始から約4年でのべ2万5000人が利用している。
今回、シリア家庭料理を教えるのはエティマルさん。日本人男性との結婚を機にシリアから10年前、日本へ移住した。しかしその後、内戦状態に陥ったシリアへの渡航は現在制限されている。
エティマルさん「この料理教室はとてもいいアイデア。皆さんに
シリアのことを紹介したい」
本日のメーンディッシュは“ナスのケバブ”。日本人の口にも合った家族で分け合うシリアの一般家庭料理だ。シリアなどアラブ諸国ではひき肉料理全般をケバブと呼ぶ。
まずはひき肉に野菜やスパイスを混ぜこねる。その後、肉をナスに挟んでいきオーブンでしっかり焼いたら完成だ。また参加者たちはいたるところでSNS用の写真を撮りまくる。普段撮れない写真が撮れることも人気のひとつ。
さらに、食事後に始まったのはシリアで日常的に親しまれているという“コーヒー占い”。コーヒーを飲み終えた粉の残り模様でその人の運気を占う。最大の人気の理由は、海外ホームステイのような交流体験だった。