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※ 視聴回数は1日1回更新されます。世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「救急隊員は、自販機で飲み物を買っちゃダメ?」。国内最大の“寄付型クラウドファンディング”を運営するジャパンギビング代表理事・佐藤大吾氏に話を聞く。
警官や消防士、救急隊員などが、認められている飲食やそれらの物の購入に対する市民からのクレームが無くならないという話題が、ネット上で議論を呼んでいる。ネット上ではこんな声があがっている。
「間違った正義感がクレームを入れさせる」
「厳しい目で見られるのは仕方ない」
「父親が救急隊員です。活動への深い理解を」
――佐藤さんに、この話題についてのご意見をフリップに書いていただきました。どうぞお願いします。
「水筒だったら良かったですか?」。これはたしか、大阪でのニュースだったと思うんですけども、僕自身も大阪出身なので、何というかこう、変な気分になるというか…。消防隊員の方々が、火が燃えさかっている中で、持ち場を離れて買っているのとはちょっと違いますよね。
あくまで休憩のときだとか臨戦態勢ではないときに、水分補給の意味からも、むしろとっていただきたいと僕は思います。体調管理も大事ですから。何でもかんでも文句を言うというのも、ちょっと困ったもんだなと思いまして、コメントさせていただきました。
――自動販売機だけではなくて、物を買ったりとかコンビニに立ち寄ったりというのも、クレームが出ているという話なんですけどね。
制服が目立つからでしょうね。お勤めの人がコンビニにいても、別に文句が出たりクレームになったりしないですよね。やっぱり制服というのが市民の人からすると珍しいので、こういうふうにとっさに反応しちゃうというか。
すぐ書き込めてしまうというのもあると思うんですけど、それでクレームになったのかなと。たいへん気の毒な気分がいたしました。
――私たちも仕事中に水分補給しますもんね。
なので、こう書きましたけども、気にしている人は少ないと思いますので、消防隊員のみなさんも水分補給は気をつけていただけたらと思います。
――お仕事のためにですよね。