いつでもビューティー“セルフィー”スマホ

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 スマートフォンやタブレットなど、モバイル機器を中心に最新のIT事情を取材しているITジャーナリストの富永彩乃氏。SNSやブログ上で、分かりやすい動画解説をしている。海外を中心に情報を集めていて、最近は中国のIT動向に注目している。
――中国のIT動向で、特に注目している事は何でしょうか?
 私が注目しているのは、“モバイルペイメント”と“セルフィー”に特化したスマートフォンです。
――(セルフィー)増えてますもんね。どういうものになるんですか。
 スマホでアプリを使わなくても、写真を撮るだけできれいに撮れるんです。
――(背後の画面に表示された画像を見て)これが、実際に撮ってくださった…。
 これ(画面向かって左)は普通の、皆さんが使っているスマートフォンで撮った自撮りと、これ(画面向かって右)は自撮り、セルフィーに特化したスマートフォンで、アプリを使わずカメラで撮った写真なんです。
――違いが一目瞭然ですね。もちろん元々おきれいなんですけれども。これは(セルフィーに)特化してわざわざスマホを作っている。アプリでもありますよね。
 アプリでもあるんですけども、やっぱりアプリを使って修整や加工をすると、どんどん画質が下がっていっちゃうと思うんですよ。ちょっと画質が粗かったり、髪の毛がザラザラしたりとか。元々スマートフォンできれいに撮れると、カメラの画質自体が良いので。
――画質を落とさずに。海外で特に人気なんですか?
 だいたい中国の今出ているスマートフォンは、全部フロントカメラに“ビューティーモード”というのがついていて。(スマホを取り出して)これ、日本では売ってないんですけど、(画面に)映っている時からきれいに撮れるんですよ。撮ってる時から“ビューティー”がかかるので、撮ってる時から楽しいですね。