“ティファニーで朝食を”開始のワケは?

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日テレNEWS24

 アメリカ・ニューヨークの五番街にあるティファニー本店で、先月から初めて朝食の提供が始まった。名作映画“ティファニーで朝食を”の気分を味わおうと、日本人を含め、多くの観光客が訪れている。
 ニューヨーク五番街のティファニー本店に、創業以来、初となるカフェがオープンした。女優オードリー・ヘプバーンさんの代表作として知られる“ティファニーで朝食を”。そのティファニーで朝食が、実際に楽しめるようになった。
 クロワッサンにコーヒー、フルーツ、スモークサーモンのベーグルなどがセットで、値段は29ドル(約3300円)。さらにランチや、ティファニーの箱をイメージしたケーキなども提供している。
 取材した日は、気温3℃でも開店前から行列ができていた。そして、お店からは温かいココアのサービスも。
 食事を終えた日本人旅行客に話を聞くと―
 「オードリー・ヘプバーンになりきるために、黒のワンピースを着て、パールのネックレスを着けて、クロワッサンを食べて、映画の世界に入り込みました」
 朝食のサービスを始めたのは、ある“隣人”の影響もある。実は、ティファニー本店はトランプタワーのすぐ隣にある。去年の大統領選以降、厳重な警備体制のあおりで店に客が入りづらい状況になっていた。クリスマス商戦の売り上げは、前年に比べ14%も減少した。
 そこで、本店をリニューアル。新たに自転車やスーツケースなど、日用品も販売することになった。“ティファニーで朝食を”は、そのリニューアルの目玉だったのだ。