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※ 視聴回数は1日1回更新されます。ブロック型のメモ帳をはがして使うと、アート作品が現れるという商品がネット上で話題だ。大阪の建築模型会社が作ったというこの商品を取材した。
一見すると普通のブロックメモだが、1枚1枚使っていくうちに中から精巧な模型があらわれ使用後はオブジェとして楽しめる異色のブロックメモ帳「OMOSHIROI BLOCK(オモシロイ ブロック)」。
予想外の展開と緻密なつくりが特徴のひとつで、清水寺のメモ帳から切り取った紙を折り曲げると立てて飾ることができる。SNSで話題になってからすぐに完売し在庫もない状態だ。話題のきっかけになった“清水寺”をはじめ、ピアノや雷門など全部で22種類のラインアップがある。
製作したのは建築模型など様々なデザインを手がける会社“トライアード”の川嶋秀樹さん。
川嶋さん「シンプルな形のブロックから1枚ずつ引いていくことで、どんどん形が変化していく。まさかこれが出てくるのかという驚きがあるものを作れたらいいなと」
発想の原点は建築模型の内部を見せるためで、紙を重ねて形をつくる製法だ。模型製作の技術を駆使して、紙を1枚ずつ機械で切り取ってから手作業で組み上げている。
価格は980円から1万円(税抜き)。問い合わせが殺到している状況だという。