冬の住宅“結露”の意外な発生源とは?

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この時期になるとインターネットでよく検索されるワードのひとつが「結露対策」。どんな原因や問題があるのでしょうか。
冬の住宅の悩みのひとつ「結露」。結露の発生源は料理や部屋干し、熱帯魚の水槽、観葉植物など、水を使ったものばかりですが、日本人ならではの結露の原因も…それがストーブ。燃料を必要とするこれらの暖房器具は、燃料が燃えると、燃料に含まれる「水素の成分」と空気中の酸素が結びついて、水蒸気を発生させるのです。
「灯油ファンヒーターとかガスファンヒーター、日本ではこれを使っている家が大変多い」「大変たくさん出てきます」「この水蒸気を部屋の中にばらまくことになりますので」(国土技術政策総合研究所 住宅研究部 桑沢博士)
昔の家は気密性が低く、問題はありませんでしたが、現代の気密性の高い住宅では、結露の原因になるといいます。ただ、窓に付着した結露ならあまり心配はないといいます。窓のサッシには、結露水を排出するための溝や穴など、結露対策が施されているためです。
心配になるのは壁や天井などの結露。それらの結露は放っておくと、カビが生えて、シックハウスの原因になってしまうことも…あなたの家は大丈夫ですか。