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※ 視聴回数は1日1回更新されます。世の中で議論を呼んでいる話題について、意見を聞く「opinions」。今回の話題は「賛否両論 電車内にBGM」。民間企業単独で日本初のロケット打ち上げを目指す稲川貴大氏に聞いた。
東京メトロ日比谷線の電車内で30日から、BGMを流す試みが始まりました。高音質スピーカーを搭載した新型車両で、ショパンの「ノクターン」などクラシック3曲とヒーリング音楽3曲が流れます。
この試みは、去年7月、運転中に誤って音楽を放送してしまった際に、乗客から好意的な意見が寄せられたことがきっかけで始まりました。東京メトロは利用者の意見を聞き、他の路線にも拡大するか検討したいとしています。
しかし、「リラックスして、気持ちが落ち着く」という意見の一方で、「うるさいだけだ。無音が最高のBGM」「暖かい車内でのBGMは、寝過ごす人が増えそう」という賛否両論が起きています。
――稲川さんに、この話題についてのご意見を書いて頂きました。
「1車両1曲」やるべきだと私は思っています。電車ってなかなか差別化が難しいですよね。それこそ車両で、イスを柔らかくするとか、雰囲気をよくするとかやられてますけど、この音楽で差別化するのは面白いなと思っていて。
今地下鉄でやられてますけど、それこそ地方とか私鉄こそ、こういうのをやって――極端に言えば、1車両1曲ずつ別の音楽が流れるということで、「別の車両に乗りたい」だとか、そういうモチベーションをつくるようなきっかけになるのが音楽というツールじゃないのかなと思いますね。
――面白いですよね。乗りたくなりますよね。
そうですね。電車って単なるツールですけど面白くなると思うんですよね。