座席ゆずりアプリ 妊婦以外にも広がれば

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日テレNEWS24

 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「妊婦への電車内での気遣いがスムーズに?」。オンラインでの秘書業務など代行サービスを行うキャスター代表取締役の中川祥太氏に話を聞いた。
 無料通信アプリ「LINE」を活用し、電車内で座りたい妊婦と、席を譲ってくれる乗客を仲介する実証実験が東京メトロで始まった。妊娠中の女性が「席に座りたい」と発信すると、「席を譲りたい」と設定している周辺の乗客のスマホに通知が届き、乗客が自分の場所を伝えることで席を譲れる仕組みだ。
 ネット上ではこんな意見が見られた。
「特に妊娠初期にはありがたい」
「善意の行動がアプリ頼みになってしまうなんて」
「『譲ります』の一言が、なかなかいい出せないから良い」
――この話題について中川さんの意見をフリップに書いていただきました。
「みんなスマホ見過ぎ」
 そもそもスマホを見ているからLINEに飛ばすわけなので。私は電車をよく乗り過ごしちゃうので乗り降りするときに入ってくるかどうか見ているんですけど、スマホを見ていなければ気付くはずなんだけどなと思ったりはしますね。
――たしかに、みなさん下を見ていて、妊婦さんとか高齢の方が立っていることに気が付かないということがありますよね。
 だからスマホに飛ばすんでしょうけどね。無理矢理、見られるんでね。
――こういった仕組みが、妊婦さんだけではなく体調の悪い方とか高齢の方とかを対象に広まっていくといいですよね。
 そうですね。同じ仕組みでできちゃいますから。いい流れだとは思いますね。
――特に妊娠初期が、つわりできついんですよね。
 そうですね。
――おなかがそれほど大きくなっていないので、どなたにも気付いていただけないというのもありますんでね。こういう取り組みが広がるんでしょうか。