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※ 視聴回数は1日1回更新されます。世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに、意見を聞く「opinions」。今回の話題は「就活スタート 今年も売り手市場 学生の意識は?」。宮城県女川町で震災復興や起業支援に取り組むアスヘノキボウ代表・小松洋介氏に聞いた。
来年春に卒業予定の大学生らに向けた会社説明会が、解禁されました。今年も人手不足を背景に「売り手市場」となりそうです。今年の就活生の特徴としては、過去に企業が大きな不祥事を起こしていないか、ワークライフバランスに熱心かなどを調べているそうです。
ネット上では「一斉スタートで、会社は人材見極めに苦労」「人材不足なのに、中途・通年採用は少ない」「彼らは20年後、大量リストラかも…」と様々な声が上がりました。
――この話題についての意見を書いてもらいました。
こちらです。
――「就活を疑え!」とはどういうことでしょうか。
僕らも学生さんと触れ合う機会が、非常に多いんですけど、就職活動が目的化しているというか、本当は自分はどういう自分でありたいのかということや、どんな生き方がしたいかということに合わせて、企業を選んでいくべきだと思うんですが、やっぱり周りが就活しているから就職するとか、そこをもう一回ちゃんと「就活」という活動を疑って、自分はどういうかたちでキャリアを築きたいかということを本気で考えてみたらどうだ、というところは、僕は強く思っていますね。
――働くこととは何かという考えるきっかけにしか過ぎないということですか。
そうですね。今の状態だと、就活が一般常識化しすぎて、無意識に「4年生になるから就活だ」みたいな。それではあまり良くないんじゃないかなと思っていて、改めて自分は何をしたくて、どういう人生を歩みたくて、どう仕事したいのかということを考えてやっていただきたいなと。そういう意味で就活という活動自体を疑ってほしいなと思う次第です。