東京メトロが立体模型に そのこだわりとは

視聴回数329,057

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

地下鉄の路線図を立体にした“おもちゃ”が、ネット上で話題になっています。その話題のワケを探りました。
そのおもちゃとは、東京メトロの路線図を表したもの。カラフルで複雑な構造をした模型です。都心の地下を通る姿を再現させました。高低差もつくり、立体的になっています。
カプセルトイで販売していて、バラバラに入ったパーツを組み立てると1路線が完成します。丸ノ内線、銀座線、千代田線など東京メトロ全線・9路線あり、税込みで1個300円となっています。
各路線を合体させるのはとても複雑です。基本的には、地中深い路線から組み上げていきます。このおもちゃを発売しているバンダイのベンダー事業部・松原マネジャーはこう話します。
「どうしてもやりたかった企画。通勤電車を利用している方に買ってもらえれば」
構想から商品化まで10年。こだわりの点について松原さんは、「全路線で唯一2つに分岐する丸ノ内線の中野坂上の場所。ここが全体の路線図にいい表情をつけている」と話します。
売れ行き次第で都営地下鉄も発売予定です。試作品はすでに完成済み。全13路線の完成形は、隙間なく入り組んだ東京の地下の様子を立体的に見ることができます。
ちなみに、松原さんの通勤路線は、地下鉄ではなく“つくばエクスプレス”とのことです。