小5の理科で習う「流れる水のはたらき」

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 小学5年生がちょうどこの時期、理科の授業で習うとみられる「流れる水のはたらき」。クイズ形式でたどってみましょう!
 小学5年生で学ぶ「流れる水のはたらき」クイズ全5問。
■流れる水には3つの働きがあります。それぞれ何という?
(1)水の力で大地を削る働きを?
(2)削ったものを運ぶ働きを?
(3)運んだものを積もらせる働きを?
 正解は(1)しん食、(2)運搬、(3)たい積。
■川の上流と下流、流れが速いのは?
(1)上流
(2)下流
 正解は(1)上流。
■川幅が広いのは?
(1)上流
(2)下流
 正解は(2)下流。
■どちらが上流の石でしょう?
(1)大きく角ばっている石
(2)小さく丸い石
 正解は(1)大きく角ばっている石。
 ここで解説。火山や地震など、さまざまな大地の活動によってできる大きな岩。上流の岩は大きく角ばっていますが、この岩は運搬され川を下るうちに角が削られ、小さな石や砂に変わるのです。
■カーブしている川で遊ぶならどっち?
(1)カーブの内側
(2)カーブの外側
 正解は(1)カーブの内側。
 ここで解説。曲がりくねった川では、がけになっている方が外側。外側は水の流れが急で流されてしまう危険があります。川では流れが緩やかな川原近くで遊びましょう。
 このように流れる水の働きはさまざまな地形を作り出します。
 例えば、長野県の天竜峡のように、しん食が激しい場所では“深い谷”を作り出し、一方で大阪平野のように、いくつもの川が合流する下流はたい積により大都市の基盤になる“広大な平野”を作り出すのです。