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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 年間登山者の数が世界一の高尾山。その数はなんと300万で、富士山やエベレストよりも多い。世界一の秘密は“服装”にあった。
高尾山でよく目にする街の中にいるような普通の服装。防寒はしつつもカジュアルだったり、革靴だったりと、おおよそ山を登るとは思えないような服装だ。
登山客は、本格的な山登りの服装から、街歩き姿の人まで十人十色。完璧な装備のお父さんの後ろから、スカート姿のお姉さんが歩いてくる光景も見ることができた。中には、ベビーカーを押して登る人に、犬の散歩をする人もいた。
高尾山に登る人の服装は実に様々だ。その理由を高尾ビジターセンターの佐藤さんはこう話す。
「高尾山は気軽に登れる山ですが、気軽に登れてしまいすぎて街の中とあまり変わらない感覚で来る人も多い」
都心から近く、誰でも、どんな服装でも登れる山。だからこそ登山者数世界一の高尾山だが、道を間違えると軽装で険しい山道を歩くことになる。登りやすくても高尾山は山。コースに適した服装で登山を楽しもう。