「社内規則違反」…最後の最後は自分の判断

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日テレNEWS24

 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「身に覚えのある社内規則違反は?」。ヤフーの企業内大学の学長として、社内のリーダー育成に取り組む伊藤羊一氏に話を聞いた。
 これは、インターネットメディアのSTANDBYが行った調査で、身に覚えにある社内規則違反の1位が「コピー機の私用」次いで「勤務時間中のSNSチェックなど」3位が「ズル休みをした」という結果となった。
 ネット上ではこんな声が上がっている。
「コピーの私用はやるなぁ」
「スマホへの熱心さを仕事に生かせば?」
「有休消化できればズル休みは減る」
――この話題について伊藤さんの意見をフリップに書いていただきました。
 「お天道さまに胸をはれるか?」です。
 やっぱり「ルールはルール」。かたいこというのもあれですが「ならぬものはならぬものです」。
 やっちゃいけないんですけど、ルールで全部決まっているかというと、事細かにコピーは私用で使用してはいけませんとかそういうことでもなく、最後の最後は自分の判断になってくるわけです。これはやはり、やすきに流れてしまってはだめで、これが積み重なると偽装とか粉飾とかにつながると思うんですよね。
 だから、その一歩が大事で、その基準はルールを守るのが第一なんですけど、もうひとつはこの「お天道さまに胸をはれるか?」というのが大事かなと思います。
――誰が見てるかわからないということですよね。逆にいうと、良いことも誰も見てないと思いながらもこつこつ積み重ねていけば…
 お天道さまが見ていると思って「やる」ということが大事です。
――個々の意識が大事ということですね。
 最後はそこになると思います。
――そういったことを指導されているのですか。
 まさにそうです。