インターネットマガジンを運営する宍戸麻美氏。音楽や映画、アートなど世界中のカルチャーニュースを配信。最近では地方を巡り、日本の文化や歴史、新しいモノの魅力の発掘にも力を注いでいる。また、地域と共に育てる音楽フェスやPRイベントなどの活動もしている。
――宍戸さん、全国の自治体のPR活動とはどういうものですか?
全国というと幅は広いのですが、今は限定的に特に携わらせていただいているのが、ひとつは奈良県の「奈良の木ブランド課」というのがあって「奈良の木」をプロモーションする課です。吉野杉とかを新たに紹介していくような活動です。
もうひとつ、長く携わらせてもらっているのが長野県の白馬村です。その白馬村で、特に私が携わっているのは夏のシーズンです。例えば、夏に地域とフェスを今年つくって、冬の白馬も、夏の白馬も両方とも盛り上げていこうというものです。
特に冬が白馬って有名なんですけど、夏にかけても白馬を年間通して盛り上げていこうと。いまは冬のシーズンなので、これから白馬はどんどん盛り上がっていく時期になりますね。
――冬だけでなく、夏もオールシーズン楽しめるよという活動なんですね。
そうですね。そのなかでいうと、年明け1月20日から「フリーライドワールドツアー」というウインタースポーツの競技なんですけど、スキー、スノーボードの世界最大級のフリーライドの大会です。バックカントリーで雪山を登っていって地形を楽しんで降りてくるという競技ですごくダイナミックです。