入間航空祭を“特等席”で見る裏ワザとは?

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日テレNEWS24

 11月3日に埼玉県の航空自衛隊・入間基地で行われる“入間航空祭”。毎年、多くの人でにぎわうが、入間航空祭をゆったりと観覧できる“裏ワザ”がある。
 一般公開される基地に、去年は約13万人が足を運んだ。大混雑でベストポジションを確保するのは至難のワザだ。しかし、滑走路を見下ろせて、ゆったりと見られる“特等席”があった。
 場所は、狭山市役所の屋上だ。実は、狭山市役所は入間基地に隣接していて、屋上からは基地が丸見えとなっている。そこで、狭山市の小谷野市長は――
 「基地も一望できるということで、これは返礼品になり得るだろうと」
 普段は立ち入り禁止の屋上だが、年に1回だけ開放して“ふるさと納税の返礼品”にすることにした。2万円以上の寄付で低層棟3階の屋上、5万円以上の寄付で高層棟8階の屋上となっている。小谷野市長はこう語る。
 「やってみるまでは、本当に来るのかな?と」
 すると、予想外の反響があり、応募開始から約2週間でほぼ定員に達した。取材した日は、航空祭に向けた訓練が行われていた。屋上は視界を遮る物もなく、納得の展望。市役所も納税者も大満足の企画だ。
 ちなみに、観客には昼食・お土産が付く。お土産は、自衛隊グッズに狭山茶や、狭山茶を使ったチョコレート、そして、狭山市の特産品である里芋1キロだ。