地方の名所や特産品に新たな目線をつけ、日本文化の素晴らしさを発信する日本の魅力を再発見することをテーマにした雑誌「ディスカバー・ジャパン」。統括編集長を務める高橋俊宏氏は、「地域ブランディング協会」を立ち上げ、人材育成や地域の課題解決にも取り組んでいる。その取り組みについて、具体的な話を聞いた。
――地域ブランディング協会では、どのような活動を行っているのですか?
いま、“地方創生”で色々と盛り上がっていると思うんですけども、雑誌を作る人脈やネットワークで、立体的に地域の課題を解決していこうという活動をしています。
具体的には、毎月1回セミナーを行ったりとか、あとはそういう“場づくり”。具体的に、いまやっているのは京都市のアンテナショップのプロデュースをお手伝いしたりとか、熊本県の山鹿というところでワイナリーを造ろうと計画がありまして、そこのコンセプトをいま我々の方でお手伝いさせていただいたりとか。
そういう地域の課題を、クリエーティブの力で質の高い地域活性につなげていこうという活動です。
――地元の方々が気付いていない魅力を掘り起こしているということですね。
そうですね。