プロカメラマン直伝の“スマホ撮影テク”

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日テレNEWS24

 写真とカメラの実用知識をテストする「フォトマスター検定」。今回は、フォトマスター(=プロカメラマン)が教える「スマホの撮影テクニック」を紹介する。
 最近は、スマホやタブレット端末での撮影も増えているが、納得の写真は撮れているだろうか。中々うまく撮影できないイルミネーション―そこで、プロに聞いた。
 プロカメラマン・中川司さん「写真は光を取り入れて写す技術。光をうまく使えば、よい写真が撮れる」
 ポイントは“光”の使い方。広告や雑誌で活躍するプロカメラマンの中川司さんに、スマホでの撮影を教わった。
■暗い場所でぶれずに撮影
 光が少ない暗い場所では、シャッタースピードが遅くなり写真がぶれてしまうため、階段の手すりなどスマホが安定して置ける場所で固定すると、ぶれずに撮れる。
■イルミネーションをさらに美しく
 イルミネーションに彩られた一本道。光り輝く通りを表現するにはどうすればよいのか。
 中川さん「普通に撮ると、もちろんキレイなんですけれども、手前の木なんかを入れて、奥行きを出すようにして、さらにこれで…」
 ベストポジションで撮影したら、編集でコントラストを上げて光を強調。これで、印象的な一枚に変わる。この編集機能は、同系色のイルミネーションで特定の色を強調したい時にも有効だ。
■最難関!?人物撮影
 そして、最も難しい人物撮影。
 中川さん「真っ暗になっちゃう場合があるけど、こうやって子どもさんを(指で)タッチすると」
 明るくしたい場所に指でタッチして光をコントロールすることで、暗くならずにかわいい子どもたちの表情も撮影できる。子どもたちも満足な様子だ。写真の知識があれば、納得の一枚を撮影することができる。