フラリーマンが進化するには?

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日テレNEWS24

 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「フラリーマンになっちゃだめですか?」。「複業」を研究・実践している西村創一朗氏に話を聞いた。
 働き方改革などで残業がなくなり、早く帰宅ができるのにもかかわらず、繁華街などをフラフラして寄り道する「フラリーマン」が注目されている。
 ネット上ではこんな声が上がっている。
「それ、自分のコトだ!」
「夫が早く帰ってくると、自分の時間が減る」
「気持ちは分かるが、子供をみている妻は怒るな」
――この話題について西村さんの意見をフリップに書いていただきました。
「時間を“つくる”」「時間を“つかう”」です。
 日本人は世界でも有数の長時間労働で、とにかく自分が使える全ての時間を会社に使っていました。ところがこの1年で急に働き方改革、残業規制が進んで急に時間ができまして、時間の使い方が分からないんですよね。
――「時間を“つかう”」のところですね。
 例えばお子さんがいて家事や育児をしなくてはいけないという人も、平日は働きづめで奥さんにすべて任せていました。それで、急に家に帰って来られても困るとか帰ってもやることがないという状況だと思います。
 これが進歩すれば、今日は早く帰って家でこういうことをやろうと。あるいは、日本人は世界に比べて自己投資が少ない国といわれていますが、人生100年時代といわれていますから、ずっと働き続けられるように自己投資をして学び直しをしたりとか、もっと自分がやりたいことを、複業というかたちで挑戦していけば時間の使い方が進化していくのかなと思います。
 まさにいま、時間が生まれたところで使い道に困っている人が多いと。これからは使い方というところでフラフラしていたフラリーマンが前進していくのかなと思います。
――自分に合った使い方が見つかるといいですね。