社会問題をビジネスを通じて解決していく

(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

 フロムファーイースト代表の阪口竜也氏は、米ぬか酵素を使った洗顔料など、地球環境にも健康にも優しいアイテムを製造・販売。
ビジネスと社会貢献を両立させ、地球の課題解決を目指す。最近では、SDGsビジネスアワードで大賞に選ばれた。
――具体的にこの大賞はどのような活動で受賞されたのでしょうか?
 「SDGs」というのは、2015年9月に国連で採択された2030年までの社会問題17項目の目標です。その社会問題をビジネスの本業を通じて解決していくと。それで我々は(17項目のうちの)「貧困をなくそう」「気候変動に具体的な対策を」「陸の豊かさも守ろう」という項目に取り組んでいます。
 簡単に説明すると、カンボジアの荒れ地で植林活動をしています。我々は化粧品のブランドなので化粧品の原料になる植物だけ、葉っぱとか実とか種を収穫して伐採はしない。
 伐採はせずに収穫で原料がとれる森づくり。それをすることによってカンボジアの農村部の人たちの仕事をつくって「貧困をなくそう」と。
 森をつくると洪水被害を抑制したりするので「気候変動に具体的な対策を」と。
 あとは商品が売れれば原料の必要量が増えるので、森の量が増えていく、森がどんどん広がっていくので「陸の豊かさも守ろう」と。
――それを事業としてすることで継続性もあるということなんですね。