「今度はボクが恩返し」サンタ姿で走るワケ

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日テレNEWS24

 12月3日に大阪で開催される「サンタラン」。サンタクロースの衣装を着て楽しく走り、その収益が病気と闘う子どもたちへのクリスマスプレゼントになるチャリティーイベント。このサンタランに勇気をもらった子どもが今度は“走る側”として挑戦する。
 大阪城の天守閣にいるのはサンタクロース。サンタに扮(ふん)して大阪の街を走る「サンタラン大阪」。参加費の一部は闘病中の子どもたちへのプレゼントに変わる。
 今年、3歳になる長谷川健人君は、878グラムの未熟児で生まれた。生まれてから間もなく9回の手術を行った健人君。緊迫した日々の中届いたのが、サンタランのプレゼントだった。
 母・裕美さん「みんなに応援してもらっている。走っている方がいるおかげで、病気と闘っている子どもも家族も前を向いて歩けるのかなって」
 退院後、胃ろうはしているものの元気に育った健人君。そして、長谷川さん夫婦は、毎年サンタランに参加しています。そして、今年は健人君もサンタランに参加。
 裕美さん「サンタランからプレゼントをもらった時に、やっぱりすごく励まされて感謝の気持ちが強かったので、今度は“恩返しのサンタラン”をぜひしたいって」
 弟の康大君も一緒に、家族みんなで走ろうと、練習している長谷川さん一家。サンタとして走ることで、誰かを勇気づけられる。健人君は恩返しを胸に、家族みんなと走る。