大切な人が「がん」に…かける言葉は?

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日テレNEWS24

1月31日は愛妻の日。1月31日の「1」をアルファベットの「アイ」、31を「サイ」と呼び、愛妻家のための象徴の日として制定された。もし、最愛の妻が「がん」と宣告されたら、あなたはどんな言葉をかけるのか?
去年6月、乳がんと診断を受けた関尚美さん。そのとき、夫が尚美さんに伝えた言葉は――
「虫歯みたいなものだから」
そんな夫の言葉に、尚美さんは救われたという。
「気をつけていてもなっちゃう人はなっちゃうし、頑張って治療しようって言ってくれて、うまいなって思って」
8月に手術し、現在も治療のまっただ中。尚美さんの手は、点滴で傷ついた血管が赤く腫れあがっている。苦しいはずの闘病生活だが、病が2人の距離を近づけたという。夫は、病院に通う内に家族の絆を再確認したと話す。
現在、体調の良い時には仕事もしているという尚美さんは、こう語る。
「やっぱり自分のせいじゃないかとか、いろんな事を思ってしまうけど、歯磨きしてたって虫歯になるもんねって。私が今こうやって元気でいられるのは、彼のおかげ」
そして、夫にとって尚美さんの存在とは――
「太陽的な、明るくしてくれる人」
太陽のような尚美さんの笑顔を作り出す“夫からの言葉”。夫婦の愛は、病さえも笑いに変えた。