顔パスで決済OK、進むキャッシュレス社会

視聴回数675,537

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

博多の路上にある屋台「那須乃大八」をのぞくと―
お客さん「カンパーイ!」「カード使えます?マジで!?」「え、カード!?カード!!」
屋台といえば「現金のみ」のイメージですが、ここではクレジットカードも使えるのです。これまでは電話回線を引かないと、クレジットカード決済はできませんでしたが小型端末とスマートフォンのみで、簡単に決済ができるようになりました
また、都内では、現金が一切使用できないレストラン「GATHERING TABLE PANTRY」がオープン。支払いは、電子マネーやカードです。キャッシュレスを導入した大きな理由は「業務が効率化され」「少ない人数でも店舗が運営できるから」ということでした。
さらには「顔パス」で決済できる究極のキャッシュレス店舗「NEC Future Store」も登場。大手電機メーカーが手がける最新の実験施設です。記者が買い物を試してみました。あらかじめ自分の顔を登録しておくことで、天井のカメラが入店を確認します。商品を手に取ってみると―
機械の音声「カートに商品が追加されました」
選んだ商品もしっかり把握しています。陳列棚にカメラやセンサーがついていて、どの人がどんな商品を手に取ったのか自動認識します。店から出ると支払いも自動で完了しました。代金は登録済みのクレジットカードから引き落とされます。
日本政府は今後10年間で、クレジットカードや電子マネーを含むキャッシュレス決済を倍増させるとしています(未来投資戦略2017により)。