火山灰から身守る3つの方法 火山大国日本

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日テレNEWS24

23日、群馬県の草津白根山が噴火した。「火山大国」といわれる日本だが噴火した時に飛んでくる火山灰は、人体に悪影響がでる可能性もある。知っておきたい“火山灰”から身を守る方法を解説する。
噴火による火山灰は広範囲に影響が及び、もし富士山が大規模な噴火をすれば首都圏にも灰が降る予測がされている。
他人事ではない火山灰対策3つ、あなたはどれだけ知っている?
火山灰が肌にふれると炎症を起こすことがある。降った直後の火山灰は火山ガスの成分が付着していて酸性だ。これが肌にふれると、敏感な人は炎症を起こすことがある。屋外に出るときは肌が露出しない服装が望ましいとされている。
コンタクトレンズは角膜を傷つける危険性がある。火山灰は拡大してみると角がとがっていて細かいガラスのような形をしている。コンタクトレンズに火山灰が付着すると、レンズを外す際に角膜を傷つけたり、結膜炎になることがある。灰が降るとわかったら、コンタクトを外しメガネを使おう。さらにゴーグルを着用することが望ましいとされている。
火山灰はマスクを通り抜けることがある。火山灰はとても小さく、中には一般的なマスクを通りぬけてしまうサイズもあり、吸い込むと気管を傷つけてしまう恐れがある。特に呼吸器系などに疾患のある人は症状を悪化させる危険性があるので、防じんマスクの着用が望ましいとされている。
日本には111もの活火山が分布していることもあり、いつどこで遭遇するかわからない火山の噴火。噴火した場合に必要な対応を知ることが重要だ。