離島で女子高生が百万超の資金を集めた理由

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日テレNEWS24

北海道にある離島・奥尻島。ここで3人の女子高生がクラウドファンディングで、100万円以上の資金を集めた。何のためにクラウドファンディングを行ったのか、そこには、離島の高校ならではの事情があった。
離島の高校の部活を救うため、3人の女子高生が立ち上がった。彼女たちがクラウドファンディングを始めた理由は、他校との練習試合や交流を増やしたいからだ。
島で唯一のこの高校には野球部、卓球部、バレーボール部、吹奏楽部など5つの部活がある。島を出るには1日2便のフェリーを利用。しかし11月から4月末までは1日1便しかなく、その時期は日帰りは不可能で宿泊費がかかる。結果、なかなか遠征ができないのだ。
そこで3人がクラウドファンディングでその遠征費の負担を減らそうと考えたのだ。「離島経済新聞」のスタッフたちのアドバイスを受けながらスタートした。
なによりも“支援して良かった”と思われることが大事だ。そこで支援への返礼は、自分たちでデザインをしたオリジナルTシャツにした。表には、支援を受けたそれぞれの部活が描かれている。
広がった支援の輪は182人。島内はもちろん、島外からも多くの支援があった。集まったお金は約160万円。このお金は新年度から大切に使っていく予定。3人の女子高生が離島のハンデを克服したのだ。