“顔ハメ看板”3千枚以上ハマり続けるワケ

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日テレNEWS24

全国の観光地などでみられる「顔ハメ看板」。その看板に顔をハメ続けるスペシャリストがいます。3300枚の看板に顔がハマった塩谷朋之さん(34)。13年かけて約3300枚を撮影しました。最近では年間で400枚の顔ハメを行っています。上手に「顔ハメ」を行うコツは――
塩谷さん「(隙間を埋め)あごをしっかりとぶつけると看板と一体化できますね」
撮影を始めた2005年の頃は、メガネをかけたままだったり、髪の毛がうつりこんでいたり、完全に一体化していません。ほかにも、無表情で撮影するようになるなど13年間で撮り方に変化がみられます。
普段は電気機器メーカーに勤めている塩谷さんは、2児のパパでもあります。休日を利用するなどして、全国各地を訪ね歩いています。好きが高じて本も出版。ハマったきっかけは、かつて埼玉県の「加須未来館」にあったという顔ハメ看板。ビニールハウスに片づけてあったものを頼んで撮影させてもらったところ、そんなに熱心な人がいるのなら、「また置こうかな」と、たてつけを直してくれたといいます。
かつては木材などでしっかりしたつくりが主流だった顔ハメ看板。印刷技術の進歩などで手軽に作ることができるようになりました。SNSでの宣伝効果も期待され、期間限定の看板が増えているといいます。
「今行かないと、いつハマれるかわからない。もうハマれないかもしれないというのがひとつの魅力に感じているところですね」