思わず脱力“音痴時計” 音程外れるワケは

視聴回数170,154

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

思わず脱力してしまう“音痴時計”の動画がネット上で話題です。そもそも、なぜ音痴時計が生まれるのか。そのメカニズムを探りました。
調子外れの音を出す時計――音痴になってしまう原因は、乾電池と時計の中に組み込まれている音源回路です。電池が古くなって電圧が低下すると、正常なメロディーが流れなくなります。
その状況を、電圧を変える機械で再現します。聴いてみると、電圧の変化によって音も変化しているのがわかります。電圧が下がると、音程が不安定になってしまうのです。セイコークロック技術部・開発グループマネージャーの今村さんによると――
「音源回路の方が、電源電圧が下がると音程がふらふらしてしまう。それで音痴に聞こえる仕組みになっています」
電池が古くなると、時計が音痴になってしまうこの現象。最近の時計は音源回路が改良されたので、音痴時計にはなかなか出会えないそうです。