視聴回数63,319回
※ 視聴回数は1日1回更新されます。居酒屋に置かれたスマートスピーカー。これを使って注文ができるシステムが開発された。
客「アレクサ!飲み物メニューを開いて」
スピーカー「はい、飲み物の種類と個数を教えてください」
IT企業などに勤める4人のサラリーマン。実は、あることを体験しに集まっていた。
客「もう反応しましたよ」
客「ハイボールの1番をひとつ」
スピーカー「ご注文はハイボールを1杯です」
客の注文に対応しているのはスマートスピーカーだ。現在、この飲食店では注文対応などにスマートスピーカーを導入する実験が行われている。
客「サワーの1番」
スピーカー「ご注文は水を8杯です」
まだ実験中なので、ときには聞き間違えることもあるが…
客「ちょっと待って、キャンセル」
スピーカー「水をキャンセルしました」
もちろん注文を取り消すことも可能だ。客とスマートスピーカーのやりとりはすぐに従業員が持つタブレットに反映され、厨房(ちゅうぼう)で注文内容を把握することができる。
システムを開発したヘッドウォータース営業本部の椋代宏平さんは
「現場の方から労働力の不足などの問題に“何か改善できる提案はありませんか”という話を伺いまして、こちらのアイデアを出している」と語る。
さらに注文だけでなく
客「オススメを教えて」
スピーカー「お酒であれば、日本酒ハイボールなんていかがでしょうか?」
将来的には客の好みに合ったオススメ料理を提案したり、複数の外国語への対応なども目指している。
客「常にスタッフが1人いる感じじゃないですか、それはいい気がします」