プロ野球選手「引退後に不安」その筋肉で…

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日テレNEWS24

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「若手プロ野球選手、セカンドキャリアへの不安大」。アスリートのセカンドキャリアを支援するため、パーソナルトレーニング事業を立ち上げている八木彩香氏に話を聞いた。
 去年、プロ野球の「秋季教育リーグ」に参加した18歳から35歳の現役選手のうち、67%が「引退後に不安を持っている」とのアンケート結果が出た。
 ネット上ではこんな声が上がっている。
「野球だけしてた人は大変だろうね」
「社会常識など教育する場が多くあれば」
「一般庶民も再就職はキツイです」
――この話題について八木さんの意見をフリップに書いていただきました。
 「その筋肉、まだ使えますよ!」です。
 いきなりユニフォームを脱いでスーツを着て営業に行って下さいというのは、一部の相当効率の良い人を除いては無理な話なんじゃないかなと思います。
 セカンドキャリアとなると人材サービスとかでは体力を生かして営業みたいな話になると思うのですが、もうちょっと自分の経験を生かしたことでお金を稼ぐなど、そういう小さな成功からやっていくとアスリートも自分に自信をもって社会に出ても活躍できるんじゃないかなと思います。
 そういう小さな成功ができる場を増やしていくことが重要かなと思っていて、パーソナルトレーニングなどで経験を生かして、そこでお金を稼ぐ体験をしてもらう。そういうことをいまやっています。
――トレーニングを教える立場になるということですね。
 そうですね。その「筋肉まだ使えますよ」捨てちゃもったいないという話ですね。