「20秒早く発車で謝罪」日本のPRに?

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日テレNEWS24

 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「20秒早く発車で謝罪」。BONX(ボンクス)代表・宮坂貴大氏に聞いた。
 東京と茨城を結ぶ「つくばエクスプレス」の列車が定刻より20秒早く出発したことを運行する鉄道会社がホームページ上で謝罪した。この謝罪に、イギリスのBBCなど海外メディアは、驚きを持って報じている。
 ネット上では「謝ることでもないと思うけど…」「日本は、時間にうるさい人が多いから」「時間ギリギリの人には、20秒は大きい」といった声が挙がった。
――どうご覧になりますか。フリップに書いていただきましたのでお願いします。
 はい、「勉強になりました」です。
――というのは?
 いま僕たちのBONXのグローバル展開をかなり進めています。北米では販売が始まっていて、ヨーロッパでもこれから冬から始まっていくんですけど、やっぱり海外をまわってみると、日本のこの品質管理みたいなものに対する信頼感というかブランド力、これはやっぱりすごいんですよね、まだ。
 特に僕らは製造業というところでやっていますので、日本の家電に対する日本のブランドの強さ、というのがあると。こういうのを僕らもやっぱりアピールしなきゃいけないという中で、今回このニュース、相当バズったと思うんですよね。
――そうですね。結構いろんなところで話題になりましたよね。
 これ社会インフラの品質の高さというところを世界でアピールできた事例だと思うんですけど、僕らも海外でどんどん話題をつくっていくにあたって、これがわざとだとは言わないんですけど、アピールの仕方というのは僕らも学んでいきたいなというふうに思っています。
――そうですね。好意的に受け止められて、いい意味で「クレイジーだ」って言われるとうれしいですね。
 そうですね。