盲導犬との入店を拒否する店は衰退していく

視聴回数316,830

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(c) Nippon News Network(NNN)

日テレNEWS24

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「盲導犬との入店 6割が拒否された経験」。障害者雇用を支援する初瀬勇輔氏に話を聞いた。
盲導犬を育成する協会の調査によると、去年4月からの10か月間に、盲導犬を連れての入店などを拒否された経験のある視覚障害者は63%に上った。
拒否された場所で最も多かったのは「飲食店」で78.7%、次いで「タクシー」が28%、「宿泊施設」が21.3%となっていて、「スーパー・コンビニ」でも13.3%という数値が出た。
――初瀬さんにこの話題についてのご意見をいただきます。
「食べログみたいに!!」です。
そもそも、盲導犬を連れている方の入店拒否というのはあってはならないことなんですよね。ただあってはならない、だめだといっていてもなかなか議論が進まなかったり、お店の対応というのが改善するということがなかなか難しい。
それであれば、食べログのように評価システムを導入してみたりとか、認証制度をつくることによって盲導犬でも安心して食事に行けるお店、ひいては高齢者でも安心して行けるお店となっていくと思います。
誰でも楽しめるお店というのがわかるようにしてあげることによってきっとそのお店が発展していく。必然的に盲導犬の入店を嫌がるようなお店というのは少しずつ衰退していくのではないかと思います。
なので、ぜひ社会で盲導犬の入店をいいよといってくれるお店が発展するような仕組みが作れるといいなと思います。
――そういうお店なら応援して行きたくなりますよね。
きっとそういうお店というのはホスピタリティーあふれていると思いますし、おいしいお食事が出てくるんじゃないかと思います。
――多様性を認め合える寛容な社会でありたいなと願いますね。
その一歩になればと思います。