視聴回数405,142回
※ 視聴回数は1日1回更新されます。 こちらのベッド、一見普通のベッドに見えるが、いまネット上で話題になっている。その秘密を探った。
部屋に置かれた1台のベッド。そこに巨大なネコが…。
実はこちら、いまネットで話題沸騰中のネコサイズに作られたネコ家具のPR動画だ。家具は通常サイズの4分の1ほどの大きさだが、ネコが巨大化しているように見える映像が反響を呼び、公開1か月でのYou Tube総視聴数は188か国、45万回を超えている。
肝心な家具の使い心地はどうなのか。デボンレックスのヤシカくん(1歳)が検証。最初はあっちに行ったりこっちに行ったりウロウロ。30分がたってようやく試してくれた。さらに30分後にはソファの上でウトウト。
まだ販売前だが、すでに購入に関する問い合わせが300件以上も届いているという。
ネコ家具を企画したのは、大川家具というブランドで知られる福岡県大川市。室町時代から続く船大工技術を生かし家具の名産地となった。しかし、近年は海外家具メーカーの台頭などもあり生産額が激減。ピーク時の4分の1にまで減っている。
大川市・おおかわセールス課の石橋広通係長「ネットで話題になることを考えようということで、ネコ家具の企画を考えるに至った」「こんなに反響が出るとは考えてもいなかった」
職人技による細かいサイズ調整が可能だったからこそ、ネコ家具が生まれたという。さらに金属のネジやクギは極力使わず頑丈さを保つため、木材を組み立てていく技術を用いている。
価格はソファやベッドは11万円(税別・送料別)と職人手作業のため少し高め。販売は年内開始を予定している。