“飲み”は必要?結果は 管理職に“勇気”

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 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「職場の飲みニケーション必要?」。企業を支援する事業を展開するBizer代表取締役・畠山友一氏の意見とは。
 日本生命が行った調査で、「飲みニケーションが必要」と答えたのは全体の62%。20代でも60.6%の人が「必要」と答えた。ネット上ではこんな声があがった。
「そういう場だから聞ける話もある」
「若手とどう話せば話が弾むのか」
「さっさと帰りたい」
――企業の支援を行っている畠山さんにこの結果についてご意見を書いていただきました。フリップをお願いします。
 「勇気」―単純にこの結果に驚いたんですけれど、もっと(必要という人が)低いと思ったんですよね。そしたら、これだけの方が必要だと思っていて。
 たぶんこれは、誘う派の管理職側からすると、嫌がっているんじゃないかなという声が入っている中で、この結果はすごく勇気をもらえたと思うんですよ。今日からどんどん誘っていただくのはいいんじゃないかなと思いますけどね。
――畠山さん自身もこれで勇気を持って誘えますか?
 まさに私も起業する前、組織でやっていたときには、ちょっと誘いづらいなという気持ちがわかったんですけど、いま弊社だと、働いている人間がほとんどパパとかママとか、あと夜間の大学に通う学生とかなので、夜に(飲み会が)できないんですよね。本当に年に1回あるかないかという感じなので。
 ただ、コミュニケーションツールとして、お酒は結構、大事なツールなんじゃないかなと思っていて、たまにお昼とか15時くらいから(飲み会をします)。16時に保育園のお迎えで帰っちゃう人間もいるので、15時から1時間くらい職場でビール飲みながら。
 そうすると、普段何も言わないエンジニアが意外とそこでしゃべったりとかするので、ツールの1つとしてはすごくありなんだと思うんですよね。
――やっぱりお酒の場だからこそ話せることがありますか
 あると思います。それはたぶん、我々管理職よりも現場の若い…特に今回のような20代の若い方が言いやすいとか、そういう声を拾いやすいとか、すごく良い場なんじゃないかなと思うので、勇気を持って誘っていただくのがいいんじゃないかなと。
――自分とか職場に合ったチョイスがやっぱり必要ということですかね
 まさにそうだと思います。うちみたいにお昼でもいいと思いますし。最近のオンラインの飲み会とかご存じです?Skypeとかで、家でビールを飲みながら、パソコンの画面を通してオンライン上で色んな人と。職場の人たちそれぞれが違う場所にいてとか。
 やっぱり新しいやり方ってたくさんあると思うんですよね。必ずしもみんなで居酒屋に行かなくてもいいと思うので、そういうのを取り入れていくのも1つの手じゃないかなと。
――色んな言葉の定義が広がっていますね
 そうだと思いますね。