女性トイレだけにおむつ交換台は男女差別?

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日テレNEWS24

 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「おむつ交換台『女性トイレだけ』は“男女差別”?」。世界の絶景を紹介している詩歩さんに聞いた。
 29日、「1歳の息子を連れて2人で都庁の展望台に行ったら、おむつ交換台が女性トイレにしかなかった」という男性の投稿が、2万5千以上リツイートされました。
 ネット上ではこんな声があがった。
「無意識に“家事育児は女性”という価値観がある」
「男性の育休取得率が低いわけだ」
「おむつ交換台が設置された優先トイレを利用すればよい」
 都庁には、おむつを交換できるトイレが17か所あって、12か所が「誰でもトイレ」、5か所が「女性用トイレ」で、男性用トイレにおむつ交換台はないということです。
――この話題について詩歩さんの意見をフリップに書いていただきました。
 「子育てに寛容な社会を」です。
 おむつ交換台に直接関係あるものではないんですけど、本当に日本は子育てをすることに対してまだ寛容ではないと、このニュースを見て感じました。
 私は毎月、海外に行って色々な国の様子を見たりしているんですけど、やっぱりベビーカーの大きさも、日本と海外では違っているので海外だと交換台すらない国もたくさんあります。
 そういうママたちは、大きいベビーカーの中でおむつ交換をしていて、交換台がなくてもできるような環境というのが整っているんですね。
 日本では大きいベビーカーというのは、バスに乗れなかったりなどがあり、どうしても買いづらいような、そういう弊害があるのでトイレももちろんなのですが、それ以外でも子育てがしやすい社会になったらいいんじゃないかなと思います。