米大統領選にロシア介入?疑惑を2分で解説

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日テレNEWS24

 トランプ政権とロシアの間に2つの疑惑が浮上している。
■疑惑(1)
 2016年の大統領選で、勝利に向けてトランプ陣営がロシアと共謀。サイバー攻撃などによって、クリントン陣営にとって不利な情報を流したという疑惑。
■疑惑(2)
 後に大統領補佐官を務めるフリン氏が、政権発足前にロシアと接触。ロシアの制裁解除について協議したという疑惑。
 10月30日、この捜査の突破口となるかもしれない動きがあった。大統領選で、トランプ陣営の幹部だった人物が起訴されたのだ。
 起訴されたのはマナフォート氏。トランプ候補の右腕として、選挙対策本部長を務め、疑惑の渦中の人物といえる。マナフォート氏はマネーロンダリングなど12の罪に問われている。この罪は、ロシア疑惑の罪ではないが、この起訴をきっかけにロシア疑惑の解明につながる可能性がある。
 では、マナフォート氏とロシア側にはどんなつながりがあるのか。
 大統領選のさなか、マナフォート氏は対立候補の不利な情報があると持ちかけてきたロシア側との面会に出席。さらにこの面会には、トランプ大統領の長男・ジュニア氏と大統領の娘婿であるクシュナー上級顧問も同席していた。
 こうしたロシア側との接触でどのようなやりとりがあったのか、そこに違法性があったのかどうか、明らかになるかもしれない。
 一方、大統領選中にロシアは、選挙に介入するため、フェイスブックに数千件の広告を出したと現地のメディアは伝えている。フェイスブックはこの内容を公表するとしている。
【the SOCIAL viewより】