“座間9遺体”は「歴史に残る凶悪事件」【スクエア】

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日テレNEWS24

 日本テレビ・下川美奈解説委員は入社以来、報道一筋。そのほとんどが社会部で、女性初の警視庁キャップを務め、秋葉原無差別殺傷事件などを伝えた。キャスターや解説委員として鋭くニュースに切り込んでいる。神奈川・座間で起きた衝撃的な事件について聞く。
――神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件、とても衝撃的なニュースですね。
 白石容疑者は現在、死体遺棄容疑で逮捕、送検されているわけですけども、2か月ほどの短期間に9人もの人を殺害したと供述しています。
 事件発覚のきっかけそのものは“自殺願望のある女性”だったわけですけども、「知人のカップルを殺害した」などとも言っていますし、未成年の被害者もいると。
 あるいは金銭目的だったとか、乱暴目的だったという趣旨の供述もしているわけなんですよね。被害者から盗んだのは現金だけで、身元のわかるような所持品は捨てたですとか、遺体の肉や内臓はゴミとして捨て、頭などの身元の発覚しやすい部位はクーラーボックスなどに入れて自宅に保管していると。
 周到な計画という部分もある一方で、遺体のある部屋は異臭が漂っていたということで、この先どうしようとしていたんだろう、という部分もすごく気になるわけですよね。なんで犯行を繰り返すことになったのか、動機ですとか今後どうするつもりだったのかなど、いろんなところがまだまだ気になる事件です。
――こうしたニュースは過去にもあったんでしょうか。
 自殺志望の人をサイトで募って、自殺を助けて自殺ほう助という罪にあたったり、殺人にあたったりということはありましたけれども、こういった自殺だけではないような形で、この短期間に9人もの人を殺害し、遺体を損壊して遺棄するという事件というのは、あまり例を見ない。ある意味、本当に歴史に残るような凶悪な事件だと思います。
――専門家の中には快楽が目的だったんじゃないかと見る方もいるようですが。
 目的がまだ見えない部分があるので、そういった部分もあったかもしれないですし、その他にもまだまだ理由があったのか、その辺が知りたいところですよね。