合格祈願!紅白の縁起色の“受かるベ大根”

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合格祈願!受かるべ大根!
横浜市の農家、苅部さんが育てた、上が赤く紅白の縁起色のオリジナル大根。生産者の苅部さんにちなみ「受かるべ大根」として受験シーズンに売られています。苅部さんは10年かけて、受かるべ大根を完成させました。諦めなければ夢が叶うと大根で伝えています。
苅部さん「受かるべ!って気持ちが入りながら」
一本一本に苅部さんの思いが込められています。
購入者の女性「息子が受験生なので」
噂を聞きつけ、受験生の親が買いに来ます。
購入者の女性「飾っておきたいくらいです」
横浜の住宅地の一角に苅部さんの農場はあります。農業のイメージが無い横浜。野菜は産地名のブランドが強いため、「横浜」の名前では高値で売れないことが悩みでした。そこで苅部さんが挑戦したのが、オリジナルブランド。
苅部さん「100年後、200年後もずっと種として残れば、いいかなって。生産者が僕しかいないってとこなんですよ!」
ここにしかない野菜を作れば、時代が変わっても生き残れる。10年かけて育てた、受かるべ大根の他に、「苅部ネギ」もあります。育てた野菜は直売所で販売。レストランや料亭からの注文もあります。
現在はにんじんのオリジナルブランドに挑戦中。苅部さんが目指すのは、赤紫と黄色のゼブラ柄のにんじん。新たな品種を作るには、まず雑種をつくります。その中から、目当てのにんじんだけを分け、その種をまいて育てます。しばらくは、色とりどりのにんじんができてしまいますが、何度も繰り返すうちに、ゼブラにんじんだけが育つようになります。種とりは1年に一度しかチャンスがないので、オリジナルブランドづくりは時間がかかります。
受かるべ大根は努力が実るという証し。野菜作りに挑戦し続ける苅部さん。受かるべ大根で受験生にエールを送ります。