生後間もない子猫守る ミルクボランティア

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小さな命を守るミルクボランティア。
この日三宅さんの家にやってきた、生後数週間の2匹の猫。離乳するまでの短期間、子猫の世話をするミルクボランティアを引き受けています。
哺乳瓶からミルクを飲みなれていない子猫たち。なかなか飲んでくれません。去勢をしないまま飼育して、増えて世話ができなくなった現場から保護されてきた子猫たち。なかでも、生まれて間もない幼齢の猫は、数時間おきにミルクが必要だったり、下痢をして体調を崩したりと一日中、目が離せません。そこで、自分でえさが食べられるようになるまで一時的に預かってくれるボランティアが必要とされています。
犬猫の保護団体「goens(ごえん)」を通して、去年から子猫を受け入れている三宅さん一家。過酷な環境で生まれたため、なかにはからだが弱い子猫もいたそうです。
三宅孝枝さん「1回本当に(猫の)体重も減ってしまうくらいでちょっと痩せてしまって」
ミルクを飲ませても、その度に下痢をする日が続き、命の危機を感じたときもあったと言います。
三宅音翔くん「(ボランティアは)楽しいけど、ちょっとねー…。こわい」
小学4年生の音翔くんも、小さな命をその手に感じていました。幸い、預かった子猫はすべて離乳食が食べられるまで成長し、これまで12匹が巣立っていきました。三宅さんは子猫の世話を通して、子どもたちの成長も感じていると言います。
孝枝さん「自分よりも小さくて、かよわい子たちをお世話することで、学校でも家でも優しい気持ちがより芽生えたかな」