「けん玉ロボ」で技術磨け!町工場の狙い

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日テレNEWS24

ダーツ投げに、フライパン返し、投げたホットケーキもナイスキャッチ…ロボットに技をプログラミングしたのは、神奈川県相模原市の町工場、榎本機工の技術者たちです。
毎年、社内でロボットコンテストを開催しています。今年度はけん玉大会。出場者は、約2か月がかりで、ロボットをプログラミングしました。バランスをとって玉を皿に乗せますが、勢いをつけて玉を浮かせすぎると、うまくいきません。
玉を落とさないように動作は最小限。アームを上昇させて玉を浮かせる時間を短くするなど、技を成功させるためにあの手この手で工夫します。中には面白い動きをプログラミングしたロボットもいました。
優勝者には賞金10万円。インドネシア人の研修生アレフさんが獲得しました。社内ロボコンを行う理由は、社員たちのスキルアップです。
榎本社長「半分遊びながらロボットに親しんで、実務に生かそうと思う」
けん玉をしていたロボットを榎本機工では製造する機械の一部に使っています。これまで人が行っていた、危険な作業をロボットに転換、自動化を進めています。
榎本社長「少数精鋭の技術者集団を目指しています」