米大統領選に向け対抗心燃やす議員

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トランプ氏の原稿をビリビリに。大統領選に向け、対抗心が燃えています。
これは今月4日に行われた共和党・トランプ大統領の一般教書演説。後ろに座る女性は、民主党の下院議長。演説の前、トランプ氏に握手を求めますが…トランプ氏は、これをスルー。演説が終わると、トランプ大統領の演説原稿を、破って、破って、破りました。今年11月に迫った大統領選を前に、互いに対抗心が燃えているようです。
トランプ大統領と戦う民主党候補は誰になるのか。急速に支持を伸ばしているのは、38歳のブティジェッジ氏。今月3日、アイオワ州で開かれた党員集会の初戦で下馬評をくつがえし、トップに並びました。
ブティジェッジ氏「私と一緒に想像しよう!トランプが大統領でなくなる初めての朝を!」
名門ハーバード大学出身で、特技はピアノ。地方都市の市長時代には、アフガニスタンで従軍。同性愛者であることを公表していて、夫である男性と抱き合う姿も。
ブティジェッジ氏とトップを争うのは、上院議員のサンダース氏。
サンダース氏「トランプという史上最も危険な大統領を倒す必要がある!」
大学授業料の無償化などを掲げ、78歳の高齢でありながら、若者に絶大な人気を誇っています。
初の女性大統領を目指すのは、ウォーレン氏。
ウォーレン氏「私たちの民主主義を守りたい。私たちの国を守りたい」
富裕層への大規模増税など、改革を訴える知性派です。
オバマ政権で副大統領を務めたバイデン氏は…
バイデン氏「トランプ政権が8年も続けば国が変わってしまう」
その知名度から、最有力候補とみられていましたが、アイオワ州の初戦では、まさかの4位に低迷しました。
11人が乱立する民主党候補者選び。今後、各州で選抜が進み、正式な候補者は、7月の党大会で決まります。
一方、迎え撃つ共和党のトランプ大統領は…
トランプ大統領「誰が一番強いんだ?ウォーレンか?頭のおかしいサンダースか?バイデンか?ブティジェッジか?我々は圧勝する!すべての民主党候補を倒す!」
強気な姿勢で、再選を狙っています。戦いの火蓋が切られた大統領選。11月の投票日まで、行末が注目されます。