視聴回数278,675回
※ 視聴回数は1日1回更新されます。現在、がんは働きながら長く付き合う新時代に突入している。現役世代でがんを発症する人の数は、1975年で約10万8000人だったのが、最新のデータでは25万人を超えており2倍以上に増えている。
一方で、医療の進歩はめざましく、がん発生時から5年間の生存率は年々上昇中だ。しかし、がん患者の就労環境はあまり整っていない。
がんと診断された48%が現在も勤務し10%が休職中。対して、3人に1人は会社を依願退職、または解雇されてしまっている。しかも、約4割のがん患者が企業側とあまり話し合わず、治療前に退職・解雇されている状況だ。