スマホではなく「上を向いて歩く」仕組み

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日テレNEWS24

 世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「ハワイ・ホノルル市“歩きスマホ禁止”条例スタート」。新たな食育の取り組みを行う高本絢子氏に聞いた。
 これは、25日からハワイ・ホノルル市で施行される条例で、道路を横断する際に携帯電話やタブレット端末などの画面を見たり操作したりする、いわゆる「歩きスマホ」を禁じるとしている。違反者には罰金も科せられる。
 ネット上ではこんな声があがった。
「日本でも早く規制をかけて欲しい」
「事故を防ぐには、罰がある方が防げる」
「地図をさっと確認するぐらい許して」
――この話題について高本さんの意見をフリップに書いていただきました。
 「上を向いて歩こう」です。
 歩きスマホで事故につながる原因というのが、スマホを見ると視野が狭くなることだと思うんですね。この視野の狭さを広げることが事故の防止につながると考えています。
 スマホから視野を上げて、上を向いて歩けるような方法を提示することが有効なのではないかと考えています。
――どんな方法がありますかね?
 例えば人の五感を刺激するというところなんですけど、横断歩道を歩いていてパン屋さんのおいしい香りがしたというところですとか、リラックスできる音が流れてくるというところですとか、そういった五感を刺激する、もしくは自分の歩いている姿がモニターに映るというような自分を外から見られる機会があると、人が上を見ることができるんじゃないかなと思います。
――自然とそういうふうにしたくなるような仕組み作りが必要だということですね。